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レジストリマーク [アンティーク]

コピー商品から製品を保護するための法律

イギリスでは今から225年も前の1787年に既に制定されていました

リンネル(亜麻)や綿で作られた製品の意匠(デザイン)と製法に対する保護から始まり、

1839年には素材の種類と保護されるべき権利の範囲を拡げた意匠法が制定され、

商務省による「意匠登録」も同年にスタートしました(管轄が特許庁に移行したのは1875年から)

1842年、法律は更に強化され、

意匠登録されたことを証明する「レジストリマーク」が製品に付けられるようになりました

32938392.jpg

一番下の暗号のような菱形のマークがそれで、

1842年から1883年まで使用されます

意匠登録されて作られたのがいつであるのか?

年だけでなく何月何日であるのか日付まで確認できる優れものです

(途中1868年から一部年月日の配置と使われるアルファベットの割当に変更があります)

画像のマークを解読すると1883年8月15日の意匠登録であるということが分かります

「15」は日付、「 Rd.」は意匠登録、「 R 」は8月、「K」は1883年をそれぞれ表しています

左側の1はバンドル番号というのですがあまり重要な意味は持ちません

一番上だけはアラビア数字ではなくローマ数字で表記され、

「 Ⅰ 」は金属製品であることを表しています

ちなみにⅡは木製品(でも家具になるとXI=11)、Ⅲが硝子製品でⅣが陶器です

他にはレースやファブリック、カーペットなど14種類の製品に用いられました

マークが隠れていないか探すのもアンティーク選びの楽しみのひとつ

レジストリマークはホールマークと並ぶ歴史の証人なのです
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