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ラウンド [アンティーク]

地球上で最も硬い物質であるダイヤモンドの角を取ることができる唯一の物質

それはダイヤモンドです

当たり前といえば当たり前のことなのですがこのことに気がついて、

自分達の手で研磨できるようになったのはヨーロッパではようやく十四世紀に入ってからです

ダイヤモンドの原石を八面体に磨いた上下同じデザインのポイントカットがそのはじまりでした

ただ中世ヨーロッパにおいてジュエリーは男性の権威の象徴のためのもの

当時の人は美しさよりもダイヤモンドの比類なき硬さに神秘性を感じており、

研磨を施すとその力が失われると信じられていたのです

そのため形の良い原石があれば研磨せずそのまま指輪にすることもありました

次のステップは加工しやすい面(方向)を見つけることでした

やがて原石の正八面体の頂点に対して垂直の方向が一番柔らかいことが分かると、

上面を大きく取った上から見ると台形型のテーブルカットが生まれました

また正八面体の三角の面との平行に沿って割れやすいことが分かるようになり(劈開性)、

原石の不規則な面を平らに研磨して、

ローズカット→マザランカット→オールドマインカット→オールドヨーロピアンカットと

より多くの面に切子面(ファセット)を施すことができるよう進化していきました

現代のラウンドブリリアントカット(58面体)が考案されたのは1919年

ラウンドのとおり丸く円を描いた外周の形は二十世紀になって出現したものではなく、

原型であるオールドヨーロピアンカットに既に見てとれます

_IGP5765

角の取れたラウンド型であるというのは同じであっても、

オールドヨーロピアンカットには現代品にはないアンティークならでは優しさと暖かさを感じます

強くなければ、生きていけない
優しくなければ、生きていく資格がない

ジュエリーにも通じるものがあるのではないでしょうか?

綺麗なだけでは心満たされなくなったら

アンティークジュエリーの扉を開いてみてくださいね
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