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非正規雇用というものに無縁な社会へ [monologue]

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なってほしいと切に願う。

以前働いていた職場の話。別段特に仲が良い訳でもなかったけど、真面目な仕事ぶりを高く評価していた。寡黙な人で愚痴や余計な無駄口もたたかずとにかく黙々と働くという、今時ちょっと珍しいタイプだった。そんな彼がある日突然退職するという話を聞き、全く予想もしていないことだったのでとても驚いた。

聞けば彼は実は正社員ではなく契約社員とのことだった。勤続も3年以上となり、その間何度も正社員にすると言われてきたそうなのだけど結局は口約束だったとのこと。無能な正社員の上役よりよっぽど働きがあるのに・・・いつもどおりの静かな口調だったけど会社の都合でいいように利用されていることに対する彼の怒りは僕にも伝わってきた。会社にはただ長年勤めているだけで何の貢献もしてない無能な人たちが大勢いた。他人の心を思いやることのできない自己保身に汲汲としている醜い人たち。組織ってなんだろう?県民性もあるとは思うけど心の冷たさに目まいがしそうになることが何度もあった。

職場には派遣の人たちも大勢いた。でも彼らは派遣の人たちを同じ仲間とは考えてもいないようで、それどころか同じ人間として扱っているのかも疑問だった。常に見下し、一段以上に上からものを言ってるのがはたから見ても分かる。傲慢で本当に気持ちが悪い。同じところで働いて同じように仕事をしているのに何が違うの?仕事の成果は現場で現れるのに何で大事にしないんだろう?そもそも「人」を、自分以外の人も大切にできないのだろうか?

実は前々から漠然と考えていたのだけど日本人って他人を大切にできない民族なんじゃないかなってこと。この漠然とした疑問はもしかしたら真実なのかもしれない。経済がどうのこうのと言訳をして非正規雇用などという非人間的でおかしなことがまかり通っているし、今まで考えてことも無い無縁社会で孤独死を超え無縁死なる現象まで現れてくる。

解決する手段ってあるのだろうか?

どこに行っても所詮は「人間の世界」。桃源郷もアルカディアもユートピアもない。でも死ぬまでここで、この日本だけで生きなきゃならないなんてこともないと思う。どこかに何かがあるわけじゃないのは分かっている。でもどこか日本はおかしいと思うし、これからは良くなっていくと考えるのは楽観論が過ぎると思う。もっと昔に自分が記憶していた日本ではどんどんなくなっていってる。働けるだけ働いたらもう60代とかになる前にさっさと見切りをつけて日本以外の国で暮らしてみたい。クリアしなきゃならない条件はいろいろあるけどそうしたい思いはかなり前から持っていて今、どんどん強くなっている。自分だけの終の棲家を・・・いつか手に入れたい。自分の居場所を。

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