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できることなら [monologue]


どこかの蒐集家に秘蔵されたり、

博物館にガラス越しの収蔵品とされることなく、

世界を駆け巡る音楽家の手にこの歴史的なバイオリンが渡ってほしい

個人で無理なら楽団のものとして手に入れてもらいたいです

楽器は奏でるために存在するもの

沈みゆくタイタニック号の船上で楽団の方たちが最後まで演奏をしていたお話は知っていましたが、

遺品のバイオリンが残り続けていたことはさすがに知りませんでした

婚約者から贈られた大切なバイオリン

バッグに入れて身体にくくりつければ、

遺体と共に発見されて婚約者の元へ届けられるかもしれない

きっと彼はそう考えたのでしょうね・・・

亡くなった婚約者を想い続け生涯独り身をつらぬいた女性もとても素晴らしいです

大切な人が命懸けで守ったバイオリンが100年の時を超えてなお奏でられ続けている

きっとどこかで喜んでいてくれるはずです

・・・・・・・

一つだけ意外だったのは鑑定に7年を要したということです

スターリングシルバーのホールマークから1910年製であることは確認できますし、

(アセイオフィスはチェスター、デートレターにある"K"の文字の形から1910年)

バイオリン本体もイギリスなら資料もたくさん残されているはずなので、

おそらく手に渡る間の経緯を調べるのに時間がかかったのでしょうね

いつまでも音色を奏で続けてもらいたいバイオリンです

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