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チャイルド アンド チャイルドのエナメルブローチ(テューダーローズ) [アンティーク]

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イギリス、1900年頃

チャイルド アンド チャイルドは1880年から1916年まで存在したイギリスのジュエラーです

美しいエナメル作品で名をはせ、アレクサンドラ妃によって王室御用達の栄誉も受けました

こちらのブローチは妃殿下御本人が所有していたものではありませんが、

大好きなアレクサンドラ妃に縁あるジュエラーの作品を手に入れることができとてもうれしいです

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今回の渡欧の目的のひとつに、

居館だったマルボロハウスにありますクィーンアレクサンドラ像を写真に撮ることがありました

この像は亡くなった翌年の1926年から企画・制作が始まり1932年に完成しました

作者はあのピカデリーサーカスのエロスの像を造った人です

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FAITH(信仰)、HOPE(希望)、LOVE(愛)

これらのすべての美徳を持っていたアレクサンドラ妃が、

次代を担う若い世代にそれらを渡すことを表しています

アレクサンドラ妃が守るように抱きかかえている子どもが愛を表し、

それを信仰(左)と希望(右)が支えています

ちなみに像の下の網目の部分の内部には水が流れていて、

彼女が異国から海を渡ってイギリス王室に嫁いだことを表しています

また像の下に書かれた碑文は全て装飾文字で刻まれており、

日本人が古文のくずし字を読めないようにイギリス人でも読めない方がほとんどなので、

今回お世話になっているディーラーさんに文字を解読していただけたことは非常に幸運でした

そのことがきっかけで刻まれた言葉の意味、人物が信仰、希望、愛を表していることが分かり、

今度はどの人物がどの象徴なのかを知りたくなりました

聖母子像にも見える姿から中央の子どもが信仰を表していると思っていたので、

左の像が信仰であるということが驚きでした

像の下部の泉も探求してみなければただの水が流れているで終わってしまったところです

肖像ひとつをとっても深く読み解くには歴史そのものだけでなく、

キリスト教や宗教画に対する知識も必要だと感じました

現代では飛行機に半日乗ればたどり着けます

それでもやはりヨーロッパは遠い異国

もっと

もっと

ヨーロッパを知りたい

ヨーロッパのことに限らずきっと一生かかっても全てのことを知ることはできないでしょう

何度生まれ変わっても知らないことはあるはず

知らないまま終わるものもあれば知ることができるものもあります

知らなかったと過去形にできるのは楽しく幸せな発見

先日も銀に関して今まで知らなかったことを知ることができたんです!

あと何年生きられるか分かりませんが、

(できれば100歳迄生きて自分自身でアンティークを体現したいです)

枯れることなく死ぬ寸前まで好奇心と知識欲旺盛でいたいものです

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