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孔雀 [アンティーク]

実は孔雀は個人でも飼えることをご存知でしたか?もちろん日本でのお話です。その昔店主は郵便局で配達のアルバイトをしていました。山あいの地区を担当していたのですがその内の一軒のお宅で孔雀を放し飼いにしていたんです。初めて見た時はあまりにびっくりしてしまい文字通り目が点状態で全く状況が呑み込めませんでした。山から降りて来たの?と思いましたがいくら自然豊かな北海道とはいえ野生の孔雀がいるはずもなく、その時初めて孔雀は飼うことができるということを知りました。サイズはあまり大きくはありませんでしたが羽を広げたその姿は紛れもない孔雀だったのです。

孔雀はインドクジャク、マクジャクともにアジア原産ですがヨーロッパでも紀元前10世紀頃には既に観賞用としてインドから持ち込まれていました。飾り羽を装飾品に使っていたのはもちろんのこと、中世までは食用にもされていたそうです(雉の仲間なのでジビエとして美味しかったのかもしれませんね)。

ヨーロッパでは様々な動物が“幸運をもたらすもの”として尊ばれ、ジュエリーやアクセサリーのモチーフにもなっており、その中にはもちろん鳥も含まれています。たとえばコウノトリは赤ちゃんを運んでくることから家庭運を上げる鳥とされ、屋根に巣を作られた家には幸運が訪れると信じられていました。アンティークの作品で良くモチーフにされているのは燕。頭の上を燕が3回回ったら願い事が叶う、コウノトリ同様家に巣を作られると災難から逃れられる、つがいの燕に出会ったカップルは結婚できる、そして復活・再生の象徴でもありました。渡り鳥なので冬にいなくなっても春になれば戻ってくるからです。他にも鳩やフクロウ、雄鶏などなどありますが残念ながら孔雀はその中には含まれていません。他のどの鳥よりも美しいのに・・・。

店主は鳥全般が好きでこれまで鳥をモチーフにしたブローチやイヤリングを受継いでいただけました。色とりどりで綺麗なところ、美しい姿、優雅に飛んでいるところなど全部が好きです。中でも孔雀が大好きで動物園に行くと必ずチェックしますが見ていて全く飽きることがありません。あの羽の美しさは生きた宝石です。

孔雀をモチーフにした作品も全く無くはないですが生きている実物があまりに綺麗なためかあまり見かけることもなく、僕も手に入れる機会はありませんでした。でも出会いはやはり偶然ではなく必然。出会ってしまったのです。このブローチに。

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一見して直ぐに孔雀と分かる“らしさ”を感じさせる作り、デザイン。孔雀特有の色は持ち合わせておりませんがマルカジットが存分に輝きを魅せてくれます。これほどまでに存在感を感じさせてくれるブローチはありません。さらにこのブローチにはある秘密が隠されています。答えはまた日を改めて。皆さんぜひ答えを見つけてみてください。

おまけ

孔雀が飛ぶ姿です。まるで別世界の生きもののよう。



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